化石燃料の消費増大

住まいは、住まう人の意思が反映されたものでなければならないが、現実には豪華なカタログやテレビ、広告チラシなどの影響が大きく、どの住まいも個性のない器にすぎないと表現する人もいる。単に流行り言葉の羅列にすぎない宣伝文句に心を奪われて、外観だけを豪華にして、中身のない住宅を建ててしまう例があまりに多い。「北側」と「水回り」は気を付けましょう。←参考にここのサイトからいろいろな間取りを見てみましょう。施工業者は、特約店と称する建材屋からの情報に頼り、自ら進んで知識の取得に努めようとする姿勢に欠けている。ハウスメーカーのプランの模倣に満足する業者もいれば、フランチャイズに加盟して、同じようなものを造り続ける業者もいる。住む人の生涯を左右することになる住宅が、施工業者のペースで造られていることに、気づかなければ、「次世代省エネルギー基準」も正しく理解されずに終わってしまう。展示場などで、専門的な質問をしても返事が返ってこないのは、営業成績を上げるための手段としては、豊富な知識が邪魔なものと考えられ、マニュアルやセールストークから削除されているからだ。オイルショックを経験することにより、エネルギー問題が浮上し、節約のための基準が初めて、一九八○年に定められた。暖房エネルギーとしての化石燃料の節約は、隙間風を防ぐための構造や、住宅全体の断熱化を図ることによって、可能になると考えられてきた。

省エネルギー基準に基づいた住まい造りは、言うは易いが行なうは難し、で基準を作って魂なしの姿勢が施工業者側にはっきりと見ることができる。

EZ018_L